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2023/01/14

床を支える根太

こんにちは!栃木県益子町に居をかまえるスタジオワムスブの坂本です。スタジオワムスブは、新築住宅、リフォーム、リノベーション、中古リノベ等、栃木県産材を活かした住まいづくりをしている工務店です。

日本の家は玄関で靴を脱いで部屋に入る床の文化です。その床を支える材料が、大引きと根太です。大引きは土台と土台の間に91cmピッチで入り、その上に直交して30cmピッチで根太がのります。その根太のうえに床下地板と床をはります。

これが伝統的な床の構成でしたが、今は根太を入れずに厚みのある合板で床下地とする構成が一般的になっています。そのほうが作業効率が良いためです。

スタジオワムスブでは作業効率が良くなくとも、根太を入れること大切にしています。その理由は、たくさんのリフォーム工事の経験にあります。床の補修工事で床下に潜ると、床材や床下地材は経年により劣化しているのに対し根太はまったく劣化していない場合がほとんどでした。床を長持ちさせることができるうえ補修工事もしやすいという考えから、弊社では床下には根太を入れることを採用しています。