暮らしと地域の
輪を結ぶ家づくり

About スタジオ ワムスブについて

スタジオワムスブは、栃木県の木材をはじめ地域産や自然由来の素材を活かして、
一軒一軒時間をかけ、手づくりのオーダーメイドで家づくりをしている会社です。

お客様の住まいへのこだわりや暮らし方をその家づくりに結び合わせたい。
お客様がお住まいになる地域との縁を結びたい。
また、家づくりを通して、地域のものづくりとそれに愛着をもっていただける方の輪を結びたい。
そのような思いから、スタジオワムスブを立ち上げました。

社名の由来である輪を結ぶ(=ワムスブ)にちなみ、
「輪」と「結ぶ」をキーワードに3つの視点からスタジオワムスブの家づくりへの考え方をお話しします。

01 地域の大工とつくる
地産地消の家

01
About地域の大工とつくる地産地消の家

2001年の元旦に「近くの山の木で家をつくる運動宣言」という意見広告が新聞の見開きで掲載されました。「食」に関して、しばしば地産地消という考え方が話題になることがあります。この宣言は、「木」に関してその主な使いみちである家づくりにおいて、地産地消を広めていこうというものです。地域で生産された木材を使って家をつくることにより、その地域の木材生産業が活性化し山が守られます。

その風土にあった木材を使うことにより家は長持ちするものになり、また、木材の流通のためのエネルギーも少なくてすむため環境負荷も少なくなるといった好循環がうまれます。当時、大学の農学部で林業を学んでいた私は、この取り組みを知り、自分もこのような循環の「輪」に入りたいという考えから、大工となるため親方のもとへ弟子入りしました。

修行期間から、職人として独立後も常に木の家づくりの現場に携わってきました。その中でずっと考え続けていたことがあります。一本ずつそれぞれ違う木目とくせのある無垢の木を活かす、木の家づくりでは、どうしても手作業による加工が多くなり、その分だけお客様にとって負担となってしまうのではないか。木の家づくりをもっと身近なものにできないか。そんな思いからスタジオワムスブでは、大工がプランニングから設計、大工工事、現場の管理を一貫しておこなっています。

お客様と大工が直接お話をして家づくりを進めることにより、それぞれの業務間での伝達のための時間や経費を無くし、手加工の作業時間に充てることができます。一般的には、それぞれ分業されている業務を大工が一人で担うというのは、不思議に感じられるかもしれませんが、かつての家づくりではごく普通のことであったと思います。現在のように全国規模の建築会社がひろがる前は、それぞれの街の大工棟梁はそのような総合職を担っていました。

木材以外の材料についても出来るだけ、地場のものや自然素材を用いています。仕上げ材として木材との相性がよく、経年変化も味わうことができます。これまでに使用してきた素材をご紹介します。はじめに、地場の素材として、益子焼の洗面ボール・タイル・照明器具、宇都宮大谷産の大谷石、古民家から解体した古材があげられます。

次に自然素材として、左官仕上げ壁で使用する珪藻土、木材の保護に塗る自然由来の油塗料などがあります。また、銅板、アルミ、ステンレスなどの鋼材や、セメントといった、直接加工や成型して仕上げ材として使える材料も無垢の素材と考えています。

02 内と外を繋ぐ

02
About内と外を繋ぐ

人類の祖先は他の動物と同じように自然の中で暮らしていました。いつからか、雨露をしのぐために屋根を設け、風を防ぐために壁をつくり、害虫や湿気を防ぐために床をあげ、光を取り入れるために窓を開け、その中で暮らすようになりました。

いつの時代も、家は自然の脅威から身を守り、安心して暮らすためのシェルターのような役割を担ってきました。そのため家は、強度的に安全で、長持ちすること、身体にとって健康的で快適であること、生活に便利であることが大前提にあります。

一方で、家族が長い時間楽しく過ごし、成長していく場所でもある家は、居心地の良い空間であることが大切です。前者のシェルターのような役割に対して、こちらはサロンのような役割です。居心地の良さは感情的な指標で、何が正しいというものではありませんが、スタジオワムスブでは、「自然素材の質感(テーマ1)」と「室内と屋外の繋がり(テーマ2)」にあると考えています。想像してみて下さい。

マンションのベランダ、日本家屋の縁側、カフェのオープンテラス、学校の屋上。多くの方にとって、開放的な良い気持ちになる場所ではないでしょうか。いずれの場所も、建物の中で屋外と接している空間です。このような屋外から感じる、開放的な気持ち良さを室内に取り込むことが居心地の良さにつながると考えています。そのため、視覚的に窓を大きくする、物理的に段差をなくすなど、内と外をスムーズに「結ぶ」ことを心掛けて設計をしています。

Work01 曲家(平屋)#1の場合

広大な南斜面の真ん中にあり全面には里山の風景がひろがるロケーションです。人目がほとんど気にならない場所なので、大胆に内と外が繋がっています。リビングダイニングに隣接したコンクリート仕上げの内土間の南面と東面それぞれに6尺の木製掃き出し引き込み窓があり、どちらの窓も引き込んでしまうと室内でありながらまるで外に居るような開放的な空間になります。この土間は外から直後入ることが出来るので、農作業の合間の休憩や、ご近所さんとのお茶飲み話などの際に靴を履いたまま気兼ねなくくつろげる空間となっています。

Work02 切妻#1の場合

町の中心から少し離れたのどかな住宅地に位置します。市街地ほど隣接はしていませんが、隣家が数メートル先にあります。そのため、ウッドデッキには腰壁をつけて視線を区切っています。キッチンとリビングがコンクリート仕上げの内土間となっていて、3枚戸の掃き出し窓でウッドデッキがフラットに繋がっています。リビングは12畳と平均的ですが、ウッドデッキと一体の空間として見えているので、その坪数の倍近くの広さに感じられます。

03 暮らしを結ぶ家づくり

03
About暮らしを結ぶ家づくり

家づくりには二つの軸があると考えています。一つは、「どんな家」をつくるのかということで、ここまでご紹介してきた技術面・設計面での特徴は、こちらの軸に関するお話です。もう一つの軸は、「どんな方法」でつくるのかということです。家づくりと言うと、新築の家を建てることを考える方が多いかもしれませんが、新築以外の家づくりの方法もあります。例えは、今あるご実家を他世帯住宅にリノベーションする、中古の住宅を購入してリフォームして暮らすなどがあります。

また、新築する場合であっても、終の棲家のように建築後の変化が必要ない家もあれば、リビングと水回りだけの最小限の家を建てておき、その後の状況の変化に合わせて増築などの対応をするという考え方もあります。お客様の状況やご要望によって、様々な形が考えられます。スタジオワムスブでは、どんな家をつくるのか、どんな方法でつくるのかを合わせて家づくりだと考えています。お客様の思い描く暮らしを「家づくり」という具体的な形へと「結ぶ」ことこそが、スタジオワムスブの役割なのです。「どんな方法」について、2つの事例をご紹介します。

事例1 <別棟で浴室を新築したケース>

古民家と言ってもいいような趣のある平屋のお住まいの方から、お風呂が無くて不便なので解消したいというご相談がありました。建物の配置や作りの古さから、浴室を増築することはかなりの金額がかかってしまう状況でした。この場合、
①浴室のためだけに多額な費用をかけるのであれば、思い切って新築を勧める。
②高額となっても、希望通り浴室の増築を提案する。
③条件的に工事自体をお勧め出来ない。
といった提案が一般的かもしれません。しかし、今お住まいの家を気に入っておられていて、それを活かすことを重視されていたので、別棟で浴室を新たに建て、お住まいの家と浴室棟をテラスで結ぶというご提案をし、採用して頂きました。お風呂に入るために一度外に出るというのは不便ではありますが、それを受け入れることで、愛着のある家を大切にするという選択をされたのです。

事例2 <暮らしの変化にあわせて、部屋を仕切るケース> 

震災の影響で、急きょ新築を建てることを依頼されました。突然のことで、時間的なゆとりをお持ちではなかったため、より早く生活できることを優先に考えました。一階のリビングや水回りなど生活の軸となる部屋はしっかりと仕上げ、二階に関しては大きな部屋のまま細かく仕切らないことで、工期を短縮しました。落ち着いてきてから、その時のご家族の状況に合わせて対応する計画です。

Works施工事例

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予算に合わせてベストな提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

スタジオ ワムスブ
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子3536-11

01曲家#1
02切妻#1
03大屋根#1
04大屋根#2